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特集

桜に込められた人々の想いを訪ねて

日本人にとって春といえば、「桜の季節」です。桜を愛する心は、日本人の伝統文化のひとつといえます。
特に寒冷地である東北では、雪に閉ざされた長い冬が過ぎ、やっと来た春の訪れを告げる桜は特別なものです。東北にたくさんの有名な桜の木やお花見の名所があるのは、東北の人々の「桜に対する深い思い」からです。人々が代々、桜の木を、心を込めて守り、育て来たからなのです。日本の古い民間信仰では、春は「神様が植物に新たな命を授ける時」。農耕の生活を中心にしてきた東北の人々にとって、桜は神様の宿る所でもあったのです。「花見」という文化も、農民が豊作を祈願して宴を開いたのが始まりだともいわれています。