×

この観光をDeep North Japan Conciergeのマイプランに登録しました

HOME > ここから始まる東北の旅 > 酒田・鶴岡・出羽三山

ここから始まる東北の旅

酒田・鶴岡・出羽三山

見どころいろいろ

山形県酒田市

美しい豪商屋敷:酒田

江戸文化が香る港町・酒田

記事で紹介した観光情報

日和山公園にある京都との海運交易に使われた北前船の模型

港町に京文化の面影を訪ねる

日本海の港町、酒田にはなぜ京都の文化が花開き、料亭が軒を並べお座敷文化が栄えたのか。それは酒田が、江戸時代に北海道と京都を結んだ海運交易の中継港であったためで、その影響は最上川舟運によって山形各地にももたらされた。つまり酒田は、上方の文化と山形の産物が行き来する玄関口だったのだ。この交易で活躍した北前船の2分の1サイズの模型が日和山公園で見ることができる。ここは桜の名所としても知られ、酒田港を背景にした美しい夕景も一見の価値がある。

紅花、酒田市のシンボルともいえる特産品

正統派の趣きある座敷で伝統的な和食を味わう

北前船の交易によって酒田、山形には京都の文化がもたらされたが、山形から京都へ渡ったものの代表が紅花である。村山地方で産出された紅花は川を下り、海を越え、京都に伝わり、口紅や着物の染料として京都の女性たちを美しく彩った。山形は京都の華やかさを支えたとも言えるのだ。

今日、酒田のお座敷文化は廃れ、ほとんどの料亭は店を閉めてしまったが、市内には往時の隆盛をしのばせる立派な建物が幾つも残されていて、ノスタルジックな気分に浸る散策にはぴったりである。

相馬楼の玄関

相馬楼での舞妓の踊り

酒田の花柳界でもっとも賑わった「相馬屋」は1995年に廃業したが、翌年に「相馬楼」と名を改め、かつての繁栄を感じられる観光施設として生まれ変わった。

相馬楼では、伝統的な日本家屋の部屋を見るツアーだけでなく、料亭のお座敷に花を添える舞妓の踊りのパフォーマンスを楽しむこともできる。

法螺貝を吹く山伏

出羽神社の山伏の精進料理

羽黒山、月山、湯殿山は1400年以上の歴史を誇る山岳信仰の霊場で、羽黒山で現世の幸せを、月山で死後の極楽浄土を、湯殿山で生まれ変わりを願うことで、生きながらにして生まれ変わることができると伝えられる。この三山の神を合祭したのが三山合祭殿で羽黒山の山頂にある。

出羽三山の精進料理は、山伏の自給自足の食生活と精進料理を融合させ、さらに京都の文化をも取り入れ独特の料理として発展した。メニューにはそれぞれ出羽三山の聖地にちなんだ名前がつけられ、それを食べることは山々の聖なる生命を自らに取り入れることとされる。これらは羽黒山山頂にある斎館、羽黒山麓の手向(とうげ)宿坊街で食べることができる(要予約)。

アクセス:

東京から上越新幹線で新潟に行き、羽越本線・酒田駅まで約4時間

記事で紹介した観光情報

日和山公園

相馬楼