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ここから始まる東北の旅

会津・喜多方・磐梯・大内宿

見どころいろいろ

侍の町、会津若松

江戸時代の宿場町、大内宿

磐梯高原で雪遊び

日本遺産 会津

三十三観音巡礼

記事で紹介した観光情報

惠隆寺 十一面千手観音菩薩

巡礼を通して会津の文化を知る

会津若松、略して会津は、東北にある福島県の会津市にあり、“最後の侍の地”とも言われ、深い歴史を持つ城下町として知られている。会津の人たちは善良でおおらかな信仰を持つ人々で、三十三観音巡礼をする習慣を持っていた。

江戸時代、会津において、巡礼は厳しい宗教行事ではなく、庶民の娯楽でもあった。人々は信仰のためだけでなく、旅の楽しみも求めて巡礼をした。今でも友達同士などで三十三観音を巡礼する人が多いという。33観音は街中の立派な寺から山中の石仏まで、いたるところに様々にその姿をとどめており、そのいくつかを訪れてみた。

惠隆寺

さざえ堂

会津の三十三観音巡礼

中国語で観世音菩薩とも言われる観音様は、33もの姿があると言われている。寺のほどんどがひっそりと佇む木造建築で、それぞれが観音の化身を祀っている。例えば、別名・立木観音と呼ばれる恵隆寺は、十一の顔と千本の手を持つ「十一面千手観世音菩薩」を祀っている。8.5メートルもある大きな木像は、808年に弘法大師・空海が一本の木に彫刻したもので、国の重要文化財として登録されている。
寺は1190年に建てられたものである。像は28体の部衆、そして風神と雷神に守られている。お寺を参拝すると、貪り、妬み、怒りといったネガティブな感情を消し去ってくれると言われている。その他のユニークな寺といえば、飯盛山に1796年に建てられたさざえ堂だ。16.5メートルの高さを誇る3階建6角形の建物で、独特な二重螺旋のスロープがある。訪問者はスロープを時計回りに登り、降りる際は反時計回りに歩く経路になっている。こうすることで訪問者は同じ経路を通らずに堂中をまわることができる。非常に独創的なデザインだ。

左下り観音堂

会津美里の遠い山奥、標高380メートルの場所に、左下観音堂という古びた木造の寺がある。830年に岩肌に沿うように建てられた寺は、質素な建築ではあるがとても重要な意味がある。弘法大師が開山したと伝えられており、本尊の無頸(くびなし)観音は、秘仏として須弥壇(しゅみだん)の奥に掘られた岩屋に安置されている。建物の構造だけでなく、そこからの眺望の眺望もすばらしい。

左下り観音堂の石仏

巡礼の旅人と同じ体験が、今もできる場所がある。会津若松市の南、会津西街道といわれ昔の街道にある「大内宿」だ。江戸時代に使われた街道に点在した、昔ながらの宿場町の雰囲気がまだ色濃く残り、商人や藩主が体を休める駅として栄えた。茅葺屋根のある伝統的な家がまだ残り、商店が食べ物、飲み物、土産品を売る。街並みそのものがまるで博物館のようだ。この場所で、往時の会津の人々のおおらかな信仰と娯楽をぜひ追体験してみて欲しい。

会津美里

大内宿のメインストリート

アクセス:

惠隆寺: 塔寺(只見線・無人駅)から徒歩20分
さざえ堂: 会津若松駅からあかべこバスで約4分、飯盛山下車
左下觀音堂: あやま駅(會津鉄道)から車で約12分
大內宿: 湯野上溫泉駅(會津鉄道)から車で約15分

記事で紹介した観光情報

惠隆寺

さざえ堂